ライトノベル 電波的な彼女 幸福ゲーム レビュー

タイトル 電波的な彼女 〜幸福ゲーム〜
著者 片山憲太郎
イラスト 山本ヤマト
出版 スーパーダッシュ
発売日 2005年7月


執筆者:jade 評価:
学校で無差別イジメが流行し、ジュウも被害に巻き込まれる。次第にエスカレートしていく嫌がらせは拡大を見せ、ついに雨の妹・光にも魔の手は及ぶ。
ついに我慢の限界に達したジュウは雨をつれて犯人探しを始める。
果たして嫌がらせの首謀者の正体とは!?───電波系サスペンス第3弾。

今回は犯人の動機が非常に幼稚でこれがどうして事件に発展するんだよと首を捻りたくなるような内容。特に犯人たちの心理はまさに電波としか形容が出来ません。正直ミステリ部分だけ見れば前二巻を下回ってると言えます。
しかしながら、これまでも「ラノベにしては良く出来ミステリ」といったレベルだったし、多少ミステリ部分の出来が悪くてもこのシリーズを楽しんでいる読者にとっては些細な問題でしょう。それに質の良いミステリを読みたければ、そもそもラノベではなくミステリ小説を読めばいいだけのことですからね。

このシリーズの魅力は何と言っても個性的なヒロインたち。特に斬島雪姫、円堂円、堕花光の三人は3巻目にしてますます魅力が増してきたように思えます。何せ1巻であれだけ存在感を発揮した雨の存在が霞んできましたからね(笑
その中でも群を抜いて際立つのが雨の妹・光のツンデレぶり!
特にジュウとのキスを思い返して唇に指を当てるシーンは
かーわーいーすーぎーるー!!!(;゚∀゚)=3ムハー
ラノベでこんなに萌え転げ回ったのは久しぶりですよ!(大興奮
今回はこのシーンの時点で十分満足しちゃってました(笑

確かにミステリ部分が稚拙だとかジュウが卑屈になりすぎだとかいくつか目に付く欠点はありますが、それでも十分及第点以上を付けられる内容。もちろん光の魅力も大きいですが、読み物としても純粋に面白いと思います。
次巻も引き続き期待が持てるでしょう。


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